春の選抜 注目のチームは「横浜隼人」
春の選抜の季節。
高校選抜は3月24日から26日まで東京体育館で、中学選抜は3月29日、30日に茨城県の霞ケ浦文化体育会館で、ホープス選抜は3月28日から30日まで宮城県の仙台市宮城野体育館で開催される。
高校生も、中学生も、小学生も夏の全国大会が1年の中で最も大事である。その夏に向けてこの春の選抜をどう戦い、どれだけ成績を残して夏につなげることができるのか。そういった意味でも春の選抜は重要である。
そんな中、今年、注目しているチームがある。女子の横浜隼人高校・中学校だ。
横浜隼人高校が本格的に卓球を強化し始めたのはごく最近のことである。
そう、それは神奈川の、いや高校卓球界の名門中の名門である白鵬女子がインターハイ50年連続出場を最後に学校の方針で強化をやめてしまったからだ。
神奈川県卓は白鵬女子がなくなるというので、そのほかに強化してくれそうな学校を奔走した。その意向を受け、横浜隼人が本格的な強化に乗り出したというわけだ。
同時に神奈川県卓で強化を担当していた小林秀行氏が指導者(コーチ)として横浜隼人の面倒をみることになる。
「白鵬女子がなくなる時に県の協会で何とかほかに強化する学校を、ということでお願いに行き校長が了解してくれたのですが、指導者を用意してほしいと言われました。ちょうど、近藤先生(元白鵬女監督・現NT女子監督)が空いていたので頼めるなと思っていた矢先に日本の監督になってしまった。すると空いているのが私くらいしかいなかった。それならやってみるかというのがきっかけです」と小林氏は当時のいきさつを振り返る。
今からちょうど3年前の4月に横浜隼人に就任。当時は中島、藤田らが中学3年生になったばかりだった。
それから早くも3年の月日が流れた。彼女たちは高校最後の選抜大会を迎える。
前述したように夏のインターハイが大本番だが、その行方を占うのが春の選抜だ。
小林氏が同行に就任し丸3年。この3年間の成果が試される時が来た。
